社会人として大切なこと

母乳育児相談室マンマ

2010年12月12日 01:11

助産師マンマです。

最近のママサロンはなは、
とっても穏やかな時間が流れていて
縁側で「ひなたぼっこ」しているみたいです。


最近、仕事復帰を控えているお客さまもいらっしゃって・・・
Bemamaの取材でのお話や自分の経験からこんな話をしました。



ママサロンでは、子育て中のママさんばかりがスタッフさんになっているので
子どもが熱を出せば・・もちろんお休みになりますし、家庭の事情が優先でお仕事してもらっています。


確かに、お休みになれば残されたスタッフへの負担は大きくなりますので大変です。


だからこそ、お互いに助け合ったり、お願いしあったりすることにも、最低限の周囲への配慮することがとても大切です。


休むことが当たり前の「特権」になってしまうのでは、周囲がまいってしまうからです。




自分が抱えている仕事は、自分が出来る範囲しか抱えないこと。

自分の力量を十分理解し、無理しないこと。

お休みになっても良いような準備を常にしておくこと。そして人に迷惑がかからないような仕事をすること。

上司や同僚と常に報告や連絡、相談を密にすること。



当たり前のことだけど、なかなか出来ないことです。


確かに仕事しているときは、自分自身がいっぱいいっぱいで、家庭や子どものこと、周りが見えなくなることも多いです。

家庭や子育てのストレスを職場や仕事に打ち込むことで発散することもあるでしょう・・
逆に、仕事のストレスを家庭で発散してしまうこともあるでしょう・・




でも仕事にはあくまでも、お金が発生しています。
厳しいけど、成果や実績を出す必要があります。

だから、といって一人ぼっちで頑張る必要はないんです。


仕事はチームで動いているからこそ、一人ではない。
でも自分のとった行動は会社の行動だという自覚を持つことはとても大事なことだと思っています。

会社の理念に従い、常に原点に戻りながら、一人で突っ走らないこと。


当たり前だから、口には出さないけど、
社会人にとっては、すごーーーーーく大切。



こうしたことを理解していないママが働きに来ることもありますよ。


女性の職場だからこそ、主婦の経験が長くなり、つい大切なことがわからなくなってしまうことや

出産や育児でブランクがあき、忘れてしまうこともあります。



女性が、社会に進出するということは「社会人として、企業人として行動に責任をもつということ」だと思います。
もちろん、仕事を持つことばかりではなく結婚や子育てもキャリアであり、社会進出です。
「社会と深い関係性ができる」とても面倒くさいことなんだと思います。

「キャリア」を追いかけすぎて、周りのサポートが整わないまま重い責任を負いすぎれば「家庭」も「子ども」も共倒れしてしまいますもんね。



だからこそ、自分の人生設計において「仕事」や「結婚」「子育て」がどんな立ち位置なのかを理解してバランスをとる必要があるのだと思います。
もちろん周囲へサポートをお願いすることや、もしサポート環境が整えられれば周囲に感謝の気持ちを伝えることが何より大切です。

働くママや仕事復帰していくママが多い、ママサロンはなのお客様とこんな話で盛り上がることもあります。


ワークライフバランス・・って大事ですよね。難しいです。


私もボチボチで頑張っていますよ。

お互い頑張りましょうね。






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